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「法人化への道、その5(社印)」


さて、物件も決まり、いよいよ契約。しかし法人登記前。どうする?

どうするもこうするも、正直に不動産屋さんに相談してみたら、オーナーさんがご理解ある方のようで、登記後に謄本を提出すれば、登記前でも契約して大丈夫というご返事をいただきました。ありがとうございます。

ただ、契約時には社印は必要ということで、急遽社印を作らなければならなくなった。

とはいえ、社印なんてもちろんこれまで作ったことなくて、どこで作ったらよいかわからない。ネットで調べたり、駅前のチェーン系はんこ屋さんでも安く作れそうだったけど、家から2分くらいのところにある、ずっと気になっていたはんこ屋さんにふと足を踏み入れてみた。

目黒通り沿いにある小さなはんこ屋さん。大正12年創業の店主は多分もう80歳くらいで、でも超江戸っ子。店主のおじさんと話しているうちに、予算的にははるかにオーバーしていたのだが、ここで作ってもらうことにした。

物件契約まで日がなく、5日間で作ってもらった。出来上がる前は「やっぱり高かったな」とか「別のところで作ればよかったかな」などと思ったりもした。しかし、5日後に受け取った社印は、細い文字が綺麗に手彫りで表現されていて、素晴らしい出来だった。印鑑というよりは芸術作品。


社印なんて一生にそんなに作るわけではないし、そもそも自分自身が大量生産ではなく、ひとつひとつお客様に喜んでいただける信頼のおけるモノ作りをしていきたいと思っていたので、その想いをおじさんに形にして見せていただいたような気がした。

「頑張って会社を大きくするんだよ」

帰り際におじさんがそう声をかけてくれた。便利な世の中だけど、便利なだけでは手に入らないものもたくさんある。「頑張ろう」と思わせる、素晴らしい社印が出来上がった。


(続く)
 

文系ランナー
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