昨日の「はいあんさんを囲む会」の余韻を引きづりつつ、今日も徒然なるままに総合格闘技について考えてみた。
総合格闘技界における昨年と今年のもっとも大きな変化は、「PRIDEの訴求力低下」だろう。
地上波撤退、スポンサー離脱により、首脳陣の強気な発言とは裏腹に体力が弱っているのは傍目からも明らか。
加えて起死回生を狙ったアメリカ大会も、PPVで観る限りでは特効薬になるとは思えない(時間と金をかければ別だとは思うけど)。
事実、日本におけるPRIDEの大会開催は減っているし、4月の大会もまだメイン級のカードが出ないという状況だ。昨年の地上波撤退以来、大会を重ねるごとに(リング上の闘いを別にして)クオリティの低下を感じずにはいられない。
そしてもうひとつの大きな変化は、(しつこいようだけど)UFCの巨大化である。
4月にはアメリカだけではなく英国でも大会を開催。すでに英国オフィスは設立済みと、UFCの世界戦略は確実に進んでいる。
このふたつの変化はなにを意味するのか?