今日、テレビでWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチを観た。
ふだんはあまりボクシングは観ないので、細かい技術などはわからなかったが、川嶋選手の左ボディはものすごくかっこよかった。
その左ボディからつなぐ左右のフックはチャンピオンに効いていたように見えたし、手数は出していたけどチャンピオンのパンチは的確さに欠けていたようにも思えた。苦し紛れのクリンチ、苦しい表情のチャンピオン。試合のペースを握っていたのは川嶋選手。そう思ったひとも多いだろう。
チャンピオン、チャレンジャーともに死力を尽くしたであろう12R。ぼくは川嶋選手が勝つんじゃなかろうかと判定を待ったが
(完全に素人の意見です)、結果はチャンピオンの防衛だった。
その判定を聞き、悔しがる様も見せずに拍手をしながらチャンピオンに挨拶に行き、リング上で笑顔を見せながら観客に向かってあたまを下げた川嶋選手。テレビではやらなかったけど、その後引退を発表したらしい。
いい試合、いい笑顔だったな。