当社としても、そうした独自の施策や様々な努力・工夫によって、厳しい中にも今後に向けた一筋の光明を見出し、ほっと胸をなでおろし喜んでいた矢先に、まさに冷水を浴びせかけられるような記事が、月刊「ゴング格闘技」2011年3月号に掲載されたのです。そして、その結果当社は今、設立以来最大の窮地に立たされております。 件の記事とは、同誌同号で最大の売りとなる巻頭インタビューにおいて、業界ライターの高島学氏が、日沖発選手に取材し、そのやりとりをまとめたものです。言うまでもなく日沖選手は、昨年末の「戦極Soul of Fight」の最終タイトルマッチを制したSRCフェザー級の新チャンピオンであり、その試合内容に関して、「年間最高の激闘だった」と各方面から称賛の声が上がっているのは、皆さんもご承知のところです。 そうした素晴らしい試合後の、日沖選手へのインタビューの中で、高島氏は自ら、敢えてそれとは関係のない、以下のような、きわめて恣意的かつ不穏当と思われる発言をしています。